二級建築士2024

勉強のメモ書きです

【建築施工】塗装工事★

 

 

〈素地の調整〉

  • 木部の(透明塗料塗りの)素地調整は、汚れ、付着物除去、やに処理後、研磨紙ずりで研磨する
  • 木部の素地ごしらえの穴埋めには、合成樹脂エマルションパテ等を用いる。
  • 塗装面、その周辺、床等に汚損を与え内容に注意し、必要に応じて、あらかじめ塗装箇所周辺に適切な養生を行なう。

夏期ーーー21日(3週間)以上

冬期ーーー28日(4週間)以上

  • モルタル面の素地ごしらえにおいては下記を用いる。

屋内ーーー合成樹脂エマルションパテ

屋外ーーー建築用下地調整塗材

節止め

  • 節の周りなど樹脂の出そうな部分に、木部下塗り用調合ペイントやセラミックニス等を塗布する。
  • アルミニウム(合金)に塗装を行なう場合、そのままでは塗装の付着性が良くないため、あらかじめ陽極酸化皮膜処理を行なう。

〈工法〉

  • シーリング面に塗装仕上げを行う場合、シーリング材が硬化したのちに行う。
  • スプレーガンは、塗り面に直角に向ける。1回ごとの吹付け幅が約1/3ずつ重なるように吹き付ける。
  • 塗装場所が下記の場合、原則として塗装を行わない。

気温が5℃以下

湿度が85%以上

  • 中塗り及び上塗りは、なるべく各層の色を変えて塗る。(重ね塗りをする際に、何回塗っているかなどの判別をしやすくするため)
  • 塗料は、原則として、そのまま使用する。しかし、気温の低下などから所定の粘度が得られないと判断した場合は、所定のシンナーや水等により適切な粘度に調整して使用する。
  • 1回目の錆止め塗料塗りにおいて、見え隠れ部分は、組立前の部材のうちに行う。また、見え掛り部分は、組立後、溶接箇所等を修正したのちに行う。
  • 2回目の錆止め塗料塗りは、工事現場において取付け後、汚れ及び付着物を除
    去し、損傷部の補修塗りを行い、平滑に仕上げた後に行う。ただし、取付け後、 塗装困難となる部分は、取付けに先立ち行う。

〈塗装種類〉

合成樹脂エマルション模様塗装

主に金属以外
  • 素地ーーー「石膏ボード」、プラスター面 

アクリル樹脂エナメル

主に石膏ボード以外

フタル酸樹脂エナメル

石膏ボードとコンクリート系以外
  • 素地ーーー「亜鉛めっき鋼面」、鉄鋼面、木部。

合成樹脂調合ペイント

主にコンクリート系以外
  • 素地ーーー「木部」、亜鉛めっき鋼面、鉄鋼等

その他

ウレタン樹脂ワニス
  • 素地ーーー手すり、建具、床等の透明仕上げ
アクリル樹脂系非水分散形塗料
オイルステイン
  • 素地ーーー「木部」の塗料