【建築施工】各種工事・改修工事★
- 〈内装工事〉
- 〈木工事〉
- 〈外壁改修工事〉
- 〈分別解体〉
- 〈砂利地業〉
- 〈タイル工事〉
- 〈防水工事〉
- 〈鉄骨工事〉
- 〈設備工事〉
- 〈塗装工事〉
- 〈建具の改修工法〉
- 〈アスベスト除去〉
- 〈合成樹脂調合ペイント〉
- 〈ビニル床タイル・ビニル床シート〉
- 〈欠損部の改修〉
- 〈その他〉
〈内装工事〉
カーペット
- タイルカーペットの張付けは、粘着は剥離形接着剤を使用し市松張りを原則とする。
グリッパー工法
- グリッパーのピンに引っ掛けて固定する。
接着工法
- 接着剤による「全面接着工法」「部分張り工法」がある。ニードルパンチカーペットの敷込みは、接着工法(全面接着工法)により行う。
ビニル床タイル・床シート
- ビニル床シートは搬入時はロール状に巻かれているので、張付けに先立ち、仮敷きを行い24時間以上放置して、巻きぐせを取る。
断熱
- 「吹付け硬質ウレタンフォーム断熱材」の吹付け作業の1回の吹付け厚さは、10〜20mmが標準であり、所定の厚みがこれ以上の場合には多層吹きとする。
- 断熱材と木枠との間に隙間が生じた場合、断熱性能の低下や、結露が生じる場合があるので、現場発砲断熱材で補修する。
石膏ボード
- 塗装下地の石膏ボード張りにおいて、目地なし処理とするときは、テーパー付き石膏ボードを用いる。
フローリング
- 複合フローリングのホルムアルデヒド放散量は、特記がなければ「F☆☆☆☆」とする。
床工事
- ビニル床シート張りの表面仕上げは、接着剤の硬化後、全面を水拭き清掃し、乾燥後にビニル床シート製造所の指定する水溶性ワックスを用いてつや出しを行う。
壁
- 繊維壁塗りの施工は乾燥した日を選び、仕上げ後は通風を与えて、なるべく早く乾燥させる。早く乾燥させることで、糊の変質やかびの発生を防ぐ。
- 壁の下地材料として合板を使用する場合、洗面台、洗濯室等の水掛かり箇所においては、耐水性のある1類を使用する。
天井
- 軽量鉄骨天井下地において、照明器具、ダクト吹出し口等の開口のために、野縁または野縁受けが切断された場合には、同材で補強する。
〈木工事〉
防腐
- 防蟻(ぼうあり)薬剤は、クロルピリホスを添加した薬剤は使用せずに、所定の協会認定の薬剤を使用する。
根太
- 「畳床」の場合「根太間隔」は450mm内外とし、継手の位置は乱に配置する。
- 「畳床」の「下地」の合板の厚さは12mm以上とする。
屋根
- 屋根工事において、粘土瓦葺の瓦留付けに使用する釘の材質はステンレス製とし、長さ50mm程度とする。
- 住宅屋根用化粧スレート葺きの野地板は、日本農林規格(JAS)による普通合板厚さ12mm以上(1類)、構造用合板厚さ12mm以上(特類・1類)を使用する。
- 「長尺金属板葺」において「心木なし瓦棒葺」とする場合、溝板を並べたあと通し吊子をはめ込み、亜鉛めっき座金付き釘で野路板を通して垂木に留め付ける。
その他
- 鴨居や敷居は、乾燥すると木裏が凸になる傾向があるため、木表に溝加工を行う。鴨居は木裏を上端に、敷居は木裏を下端にして用いる。
- 樋(とい)工事において、硬質塩化ビニル雨どいを取り付ける場合、縦どいの樋受金物の取付け間隔は、1.2m以下で取付ける。
〈外壁改修工事〉
樹脂注入工法
- 0.2mm〜1.0mmのひび割れ部にエポキシ樹脂をひび割れ部に注入する工法である。(注意:特記がなければ、樹脂注入工法とする。)
Uカットシール材充填工法
- 下記のひび割れに溝切りを行い、シーリング材などを充填する工法。
1.0mmを超えるひび割れ部
0.2mm〜1.0の挙動のあるひび割れ
- プライマーの塗布及び充填時に被着体が5℃以下又は50℃以上になるおそれのある場合は、作業を中止する。
モルタル塗替え工法
〈分別解体〉
- 分別解体とする場合、機械解体ではなく手作業で建築設備、内装材等を取り外す。
〈砂利地業〉
- 砂利地業に使用する砂利は、切込砂利、切込砕石又は再生クラッシャランとし、所定の粒度を有するもの。
〈タイル工事〉
接着強度試験
- 外壁の「タイル張り(替え)」は、必要に応じて接着力試験機を用いて引張接着強度を測定する。
張り石工事
- 壁の石張りに用いる「引金物」「だぼ」及び「かすがい」は、ステンレス製を用いる。
〈防水工事〉
シーリング工事
- 目地深さがシーリング材の寸法より深い場合は、バックアップ材の装着し、所用の深さが得られるようにする。
- シーリング工事において、マスキングテープの除去は、へら仕上げ終了後、直ちに行う。シーリング材が硬化してからマスキングテープを除去すると、目地ぎわがきれいに仕上がらず、また除去しにくくなる。
アスファルト防水工事
保護コンクリートと伸縮調整目地
- 「伸縮調整目地」の目地の深さは、保護コンクリートの上面から下面に達するまでとする。
〈鉄骨工事〉
- 軽量形鋼構造において、ボルト接合は、特記により、「普通ボルト接合」「高力ボルト接合」とする。
隅肉溶接
- 鋼板製屋根用折板葺きにおけるタイトフレームと下地の接合は肉隅溶接とし、溶接後はスラグを除去し、防錆処理を行う。
仮ボルトの締付け
- 高力ボルト接合において、鉄骨建方時の仮ボルトは、本接合のボルトと同軸径をもつ普通ボルト(中ボルト)等で損傷のないものを使用する。
〈設備工事〉
排水管
〈塗装工事〉
素地の調整
〈建具の改修工法〉
かぶせ工法
- 既存建具の外枠を残して、新規建具を取り付ける工法。存建具の枠に著しい腐食がない場合は、「かぶせ工法」を用いる。
- かぶせ工法による既存枠へ新規に建具を取り付ける場合、留め付け間隔は下記とする。
端部:100mm以下
中部:400mm以下
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撤去工法
- 既存建具を除去して、新規建具を取り付ける工法。
〈アスベスト除去〉
- アスベスト含有の有無の調整は、目視、設計図書等により製品名、製造所名、製造年月日等に行う。
セメントの固化
- 除去した吹付け材をセメントによって固化して、密封処理をして搬出する。(品質管理)
〈合成樹脂調合ペイント〉
主にコンクリート系以外
- 素地ーーー「木部」、亜鉛めっき鋼面、鉄鋼等
〈ビニル床タイル・ビニル床シート〉
- ビニル床シートの張付け前のモルタル下地の乾燥程度を確認する方法には、高周波式水分計による計測などがある。
〈欠損部の改修〉
- モルタル層の欠損部を改修する場合
充填工法ーーー欠損部の面積が0.25㎡未満
モルタル塗替え工法ーーー欠損部の面積が0.25㎡以上