【建築計画】商業建築★
〈レストラン〉
- レストラン全体の床面積に対する厨房面積の割合は、25〜35%程度。
〈喫茶店・バー〉
- 喫茶店全体の床面積に対する厨房面積の割合は、15〜20%程度。
- 立位で食事をする場合のカウンターの高さは、床面から1,000mm程度を標準とし、 足元はつま先の入る余裕が必要で、カウンターに体の前面が接するようにするとよい。
〈スーパーマーケット(量販店)〉
- 量販店全体の床面積に対する売場面積(売場内の通路を含む)の割合は、60〜65%程度。
〈事務所〉
- 貸事務所ビルの基準階に対するレンタブル比は、75〜85%である。
- 事務室の1人当たりの執務床面積の基準は、一般に、8~12m²/人である。
- フリーアドレス方式は一般に、在籍率60%以下が有効とされている。
〈劇場〉
- プロセニアムステージ
主舞台からフライロフト上部までの高さは、プロセニアムの開口部高さの2.5倍程度は必要である。
〈コンサートホール〉
- アリーナ型
ステージの周囲を取り囲むように客席を配置した アリーナ型を採用すると、演奏者からすれば360度から視線を浴びるので緊張感が漂う。また、聴衆もお互いの顔が見られ、ステージの後ろの席では演奏者に近い気分で聴くことができるので、客席と舞台の一体感を高められる。
- シューズボックススタイル
シューボックススタイルは、 靴を入れる靴箱の形から名づけられた奥行きの深い 長方形の平面に高い天井を有するホールである。 ステージは長手方向の端部に設けるエンドステージ型で あり、平行壁面と天井からの拡散反射によって美しい 残響効果が生じる。