二級建築士2024

勉強のメモ書きです

【建築計画】屋根・工法・まちづくり★

 

〈羽目板張り〉

  • 板目材の材面で、樹幹の外側に向かう面を木表といい、 樹幹の内側に向かう面である木裏よりも乾燥による収縮が大きく、木表側に凹状に反りやすい。羽目板張りによる壁において、板目材を相じゃくりで張るときは、木表を化粧面(表側)にする。

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ACLパネル〉

  • ALCパネルは、高温高圧のもとで処理した気泡コンクリートであり、軽量で、断熱性に富んでおり、外壁・屋根・床等に使用されるほか、耐火被覆材としても使用される。
  • パネル幅の最小限度は、原則として、300mmとする。ただし、300mm未満とする場合は、特記による。
  • パネルの短辺小口相互の接合部の目地は伸縮目地とし、目地幅は10mm以上とする。なお、伸縮目地に耐火目地材を充填する場合は特記による。

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珪藻土

  • 藻類の一種である珪藻の殻の化石が堆積したもの。
  • 耐火性と断熱性に優れた多孔質材であり、建材や保温材として、また昔からその高い保温性と程よい吸湿性、脱臭効果、防カビ性を生かして盛土に使われていた。
  • 近年、自然素材への関心が高まるとともに、壁土への利用用途が見直されるようになった。

〈外装用タイル〉

  • 外装用タイル及び寒冷地では、I類(磁器質)タイルか十分に焼き締めたII類(せっ器質) タイルを使用し、III類(陶器質)タイルは用いられない

〈けい酸カルシウム板〉

  • けい酸質粉末と石灰を混ぜて加熱成形したものであり、耐火性に優れているので、不燃材料として天井等に使用される。

〈エリアマネジメント〉

  • 地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取組みのことである。「良好な環境や地域の価値の維持・向上」には、快適で魅力に富む環境の創出や美しい街並みの形成、 資産価値の保全・増進等に加えて、人をひきつけるブランド力の形成、安全・安心な地域づくり、良好なコミュニティの形成、地域の伝統・文化の継承等、ソフトな領域 のものも含まれる。

〈CPTED(Crime Prevention Through Environmental Design)〉

  • 防犯環境設計のことであり、住宅地計画などにおいて、「監視性(視認性)の確保:周囲からの見えやすさを確保し、離れたところからでも不審者等が識別できるようにすること」、「領域性の強化:敷地内や建物等における守るべき範囲についての視覚性・知覚性を強化すること」、「接近の制御:配置計画や動線計画の工夫等により、犯罪を企てる者の動きを限定し、敷地内や建物内等への接近を妨げ、犯罪の機会を減少させること」、「被害対象の強化・回避:扉などを強固なものにする」等を原則とし、対象物や地域・地区の防犯性能の向上を図るものである。

コンパクトシティ

  • 市街地の無秩序な拡大を抑制しながら、都市地域の環境整備に重点を置き、環境的・経済的持続性を高める都市モデルである。コンパクトシティの主なコンセプトは、都市中心部のさらなる高密度化と郊外開発の抑制を前提とし、1公共交通機関による自動車依存からの脱却2無駄をなくす混合開発3省エネ・低 環境負荷型都市4エネルギーシステムとして、高密度地域はコージェネレーションシステムや地域冷暖房の導入、郊外は自然エネルギーの導入などが挙げられる。

〈ラドバーンシステム〉

  • 住宅地内の街路において、歩行者と車の動線の完全分離を図る手法

〈ボンエルフ〉

  • ハンプやシケインなどにより車の低速化を図り、歩行者と車の動線の共存を図る手法である。

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〈近隣住区〉

  • 1929年、C.アーサー・ペリーが提案した住宅地構成の計画単位であり、小学校が1校成立する規模(面積約64ha、 人口8,000~10,000人)を標準としている。住区内には、小学校の他に、幼稚園、保育 所、店舗、診療所、公園などの日常生活に必要なコミュニティ施設を備えている。

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