二級建築士2024

勉強のメモ書きです

【建築計画】排水設備(大便器)

 

〈洗浄水量〉

  • サイホン式:10程度
  • 洗い落とし式:8程度

※近年は節水型の4以下のものも普及し始めている。

〈サイホンゼット〉

水洗式大便器の形式のひとつ。

「サイホン作用+(噴水口)ゼット穴」の形式で、溜水面が広く封水も深いため、汚物の付着、臭気の発散が少なく衛生的。

サイホンゼット式

〈サイホン式〉

サイホン作用(負圧の作用)を利用したもので、洗落とし式大便器に比べて溜水面が広く、汚物の付着や臭気の発散は少ない。

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〈洗落とし式〉

水の落差による流水作用を利用して汚物を排出するもの。

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〈ブローアウト式〉

 噴射口から洗浄水を強く噴出させ、その圧力で汚物を排出する方式

ブローアウト式(ぶろーあうとしき)

〈サイホンボルテックス〉

タンクと便器が一体成型のワンピースタイプ、サイホン作用と渦巻作用を併用しており、洗浄時に空気の混入がほとんどなく洗浄音が最も静かな高級便器。
水溜まり面が広いので汚物が水中に沈みやすく臭気の発散が少ない。またボール内乾燥面に汚物の付着がほとんどない。

サイホンボルテックス式

〈大便器への給水方式〉

  • ロータンク

大便器の洗浄用タンクを、比較的低い位置に設けたもの。

  • フラッシュバルブ式

吸水管に直結しているタンクに水を溜める必要がなく、連続して使用できる。多人数が使用する公共建築物などに適している。

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