【建築施工】安全衛生管理
〈申請・届〉
都道府県知事、市町村長等
建築工事届ーーーーーーーーーーーーー都道府県知事
建築物除去届ーーーーーーーーーーーー都道府県知事
特定粉塵排出等作業実施届ーーーーーー都道府県知事
産業廃棄物管理票交付等状況報告ーーー都道府県知事
特定建設作業実施届出書ーーーーーーー市町村長
完了検査申請書ーーーーーーーーーーー建築主事
工事完了届ーーーーーーーーーーーーー建築主事
労働基準監督署長(ここだけ覚える)
安全管理者選任報告ーーーーーーーーー労働基準監督署長
クレーン設置届ーーーーーーーーーーー労働基準監督署長
特定元方事業者の事業開始報告ーーーー労働基準監督署長
機械等設置届ーーーーーーーーーーーー労働基準監督署長
道路関係
道路占有許可申請ーーーーーーーーーー道路管理者
特殊車両通行許可申請書ーーーーーーー道路管理者
道路使用許可申請ーーーーーーーーーー警察署長
【建築施工】仮設工事
- 〈足場種類〉
- 〈作業床〉
- 〈枠組足場〉
- 〈手摺り先行工法〉
- 〈はしご道〉
- 〈単管足場〉
- 〈くさび緊結足場〉
- 〈ブラケット一側足場〉
- 〈手摺り・桟・幅木〉
- 〈枠組み足場以外(単管足場等)〉
- 〈枠組足場〉
- 〈登り桟橋〉
- 〈ベンチマーク〉
- 〈配電線〉
- 〈工事用シート〉
- 〈仮設の安全措置〉
- 〈仮設構造物の一部使用〉
〈足場種類〉
- 単管足場
- くさび緊結足場
- 枠組足場
- ブラケット一側(ひとかわ)足場
〈作業床〉
- 作業床の隙間は40cm以上
- 床材間の隙間は3cm以下
- 足場床を長手方向に重なる時は支点の上で重ね、その重ねた部分の長さは20cm以上。
〈枠組足場〉
- 壁つなぎの間隔は垂直方向に9m以下、水平方向に8m以下
〈手摺り先行工法〉
- 足場の組立て、解体時の墜落災害等を防止する目的で開発された工法。
https://www.nisso-sangyo.co.jp/relief/handrail
〈はしご道〉
- はしご道のはしごの上端は、床から60cm以上突出させる。
〈単管足場〉
- 建地の間隔はけた行方向1.85m以下、はり間方向1.5m以下とする
- 建地間の積載荷重は、400kg以下とする。
- 作業のため物体が落下することにより、労働者に危険を及ぼす恐れがある時は、高さ10cmの幅木等を設ける。
- 鋼管(こうかん)足場(単管足場、枠組足場)の組み立てにおいては、
→足場の脚部にベース金具を用いる
→敷板、敷角等を(ベース金具の下に)用いる。
- 単管足場において作業床の幅は40cm以上、床材間の隙間は3cm以下とする
〈くさび緊結足場〉
- 建地の間隔は1.85m以下とする。
- 建地間の積載荷重は200kg以下とする。
- 壁つなぎの間隔は垂直方向は5m以下、水平方向は5.5m以下
http://www.humantecg.co.jp/scaffold/c30.html
〈ブラケット一側足場〉
- 建地の間隔は1.8m以下とする。
- 建地間の積載荷重は150kg以下とする。
- 高さは15m以下
http://www.kenchikuyogo.com/512-hi/052-hitokawa_ashiba.htm
〈手摺り・桟・幅木〉
- 墜落により労働者に危険を及ぼす恐れのある箇所に、下記を掲げる設備を設ける。
〈枠組み足場以外(単管足場等)〉
- 高さ85cm以上の手摺り
- 高さ35cm以上50cm以下の中桟等を設ける。
〈枠組足場〉
- 交さ筋かい及び高さ15cm以上40cm以下の桟
- 交さ筋交及び高さ15cm以上の幅木等
- 手すりわく
https://ashibao.jp/blog/waku-beginner/
〈登り桟橋〉
- 高さ2m以上の登り桟橋の勾配は30度以下とする(15度を超える場合は滑り止めを設ける)
- 30度を超える場合は、階段式とする。
- 高さ8m以上の登り桟橋には、高さ7m以内ごとに踊り場を設ける。
〈ベンチマーク〉
- 移動の恐れのない場所に、二箇所以上設定する。
- 適当な場所がない場合は、木杭やコンクリート杭を打ち込むなどして設置し、周囲を養生する。
https://blog.goo.ne.jp/maruwakensetu_kouji/e/c6522a62d7585c5db91841a057858633
〈配電線〉
- クレーンの旋回範囲付近に配電線(200V以下)がある場合、配電線に対して安全な距離1m以上確保する。
〈工事用シート〉
- 取り付けにおいては、足場に水平材を垂直方向5.5m以下ごとに設け、隙間やたるみがないように緊結材を使用して足場に緊結する。
〈仮設の安全措置〉
- 丈夫な構造とすること。
- 滑り止め装置を取り付けること。
- 高さが2m以上の仮設通路登り桟橋の勾配は30度以下とする。
- 墜落の危険のある箇所には高さ85cm以上の手摺り、高さ35cm以上50cm以下の中桟(なかざん)等を設けなければいけない。(※作業上やむを得ない場合は外すこともできる。)
- 深さ1.5m以上の根切り工事を行う場合においては地盤が崩壊する恐れがない場合を除き、山留めを設けなければならない
- 建設工事に使用する高さ8m以上の登り桟橋には、高さ7m以内ごとに踊り場を設ける。
- 単管足場の建地の間隔は、けた行方向1.85m以下、はり間方向1.5m以下とし、積載荷重は400kg以下とする。
- スレート葺の屋根の上で作業を行う場合、踏み抜きの防止のために、幅30cm以上の『歩み板』を設け、『防網』を張る
- 足場は、つり足場の場合を除き作業床の幅は40cm以上、床材間の隙間は3cm以下
- 鋼管足場(単管足場、枠組み足場)の脚部においては、下記等の措置を講じる。
- 足場の脚部にベース金具を用いる。
- 敷板等を(ベース金具の下に)用いる。
- 根がらみを設ける。
〈仮設構造物の一部使用〉
- 工事の進捗上において仮設物が障害となる場合で、仮設物を移転する場所がない場合は、監督者の承諾を受けて、施工中の建築物の一部を使用することができる。
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小型移動式クレーンの運転において、
5t以上:免許が必要
1t以上5t未満:技能講習を修了したもの
【建築施工】施工計画★
〈単語〉
アクティビティ(作業)
- ネットワークを構成する作業単位。矢印線で表す。
フリーフロート
- ネットワーク工程表において、その作業を最早開始時間で始め、後続作業時間を最早開始時間で始めてもなお、その作業にある余裕時間をいう。
クリティカルパス
- 工程表の開始点から終了点に至る「最長」のパス。
ダミー
- 架空の作業の意味で、作業の前後関係のみを表すために補助的に用いる。点矢線で表す。
〈総合施工計画書〉
- 仮設資材、工事用機械の配置状況を表示する。
- 道路、近隣との取り合いについて表示する。
- 設計図書において指定された「仮説物」がある場合、その内容を記述して管理者の承認を受ける。
〈施工計画書〉
- 工事着手に先立ち、施工者が「施工計画書」を作成し、管理者に提出する。
〈工事種別施工計画書〉
- 工程表
- 品質管理計画書
- 施工要領書
などを記載する
〈設計図書〉
- 設計図書に指定がない工事の「施工方法」については、施工者の責任において決定する。
※工事品質、安全に多大な影響がある場合は、管理者と協議の上、決定する。
〈基本工程表〉
- 施工図、見本等の承認を記入する
- 検査、立合い等の日程を記載する。
〈安全衛生管理〉
- 高さ1.5mを超える箇所での作業は、安全に昇降するための設備を設ける。
- 高さ3m以上の高所から資材等を投下する場合、適当な投下設備を設け、監視人を配置する。
【建築計画】屋根・工法・まちづくり★
- 〈羽目板張り〉
- 〈ACLパネル〉
- 〈珪藻土〉
- 〈外装用タイル〉
- 〈けい酸カルシウム板〉
- 〈エリアマネジメント〉
- 〈CPTED(Crime Prevention Through Environmental Design)〉
- 〈コンパクトシティ〉
- 〈ラドバーンシステム〉
- 〈ボンエルフ〉
- 〈近隣住区〉
〈羽目板張り〉
- 板目材の材面で、樹幹の外側に向かう面を木表といい、 樹幹の内側に向かう面である木裏よりも乾燥による収縮が大きく、木表側に凹状に反りやすい。羽目板張りによる壁において、板目材を相じゃくりで張るときは、木表を化粧面(表側)にする。
〈ACLパネル〉
- ALCパネルは、高温高圧のもとで処理した気泡コンクリートであり、軽量で、断熱性に富んでおり、外壁・屋根・床等に使用されるほか、耐火被覆材としても使用される。
- パネル幅の最小限度は、原則として、300mmとする。ただし、300mm未満とする場合は、特記による。
- パネルの短辺小口相互の接合部の目地は伸縮目地とし、目地幅は10mm以上とする。なお、伸縮目地に耐火目地材を充填する場合は特記による。
〈珪藻土〉
- 藻類の一種である珪藻の殻の化石が堆積したもの。
- 耐火性と断熱性に優れた多孔質材であり、建材や保温材として、また昔からその高い保温性と程よい吸湿性、脱臭効果、防カビ性を生かして盛土に使われていた。
- 近年、自然素材への関心が高まるとともに、壁土への利用用途が見直されるようになった。
〈外装用タイル〉
- 外装用タイル及び寒冷地では、I類(磁器質)タイルか十分に焼き締めたII類(せっ器質) タイルを使用し、III類(陶器質)タイルは用いられない。
〈けい酸カルシウム板〉
- けい酸質粉末と石灰を混ぜて加熱成形したものであり、耐火性に優れているので、不燃材料として天井等に使用される。
〈エリアマネジメント〉
- 地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取組みのことである。「良好な環境や地域の価値の維持・向上」には、快適で魅力に富む環境の創出や美しい街並みの形成、 資産価値の保全・増進等に加えて、人をひきつけるブランド力の形成、安全・安心な地域づくり、良好なコミュニティの形成、地域の伝統・文化の継承等、ソフトな領域 のものも含まれる。
〈CPTED(Crime Prevention Through Environmental Design)〉
- 防犯環境設計のことであり、住宅地計画などにおいて、「監視性(視認性)の確保:周囲からの見えやすさを確保し、離れたところからでも不審者等が識別できるようにすること」、「領域性の強化:敷地内や建物等における守るべき範囲についての視覚性・知覚性を強化すること」、「接近の制御:配置計画や動線計画の工夫等により、犯罪を企てる者の動きを限定し、敷地内や建物内等への接近を妨げ、犯罪の機会を減少させること」、「被害対象の強化・回避:扉などを強固なものにする」等を原則とし、対象物や地域・地区の防犯性能の向上を図るものである。
〈コンパクトシティ〉
- 市街地の無秩序な拡大を抑制しながら、都市地域の環境整備に重点を置き、環境的・経済的持続性を高める都市モデルである。コンパクトシティの主なコンセプトは、都市中心部のさらなる高密度化と郊外開発の抑制を前提とし、1公共交通機関による自動車依存からの脱却、2無駄をなくす混合開発、3省エネ・低 環境負荷型都市、4エネルギーシステムとして、高密度地域はコージェネレーションシステムや地域冷暖房の導入、郊外は自然エネルギーの導入などが挙げられる。
〈ラドバーンシステム〉
- 住宅地内の街路において、歩行者と車の動線の完全分離を図る手法
〈ボンエルフ〉
〈近隣住区〉
- 1929年、C.アーサー・ペリーが提案した住宅地構成の計画単位であり、小学校が1校成立する規模(面積約64ha、 人口8,000~10,000人)を標準としている。住区内には、小学校の他に、幼稚園、保育 所、店舗、診療所、公園などの日常生活に必要なコミュニティ施設を備えている。
【建築計画】住宅
〈玄関〉
- 来客者が使用する玄関のインタホンは、顔を向けて屋内にいる人と話しをすることができるように、床面から1,300〜1,400mm程度の高さにすることが望ましい。
〈居室〉
- 収納スペースをある程度確保したツインの夫婦寝室は、収納を含め少なくとも12m²以上必要である。
〈廊下・階段〉
- 階段の足元灯は、階段の始まりと終わりが分かるように、昇り口と降り口の1段目の踏み面から300〜400mmの高さに取り付ける。
〈台所〉
- 対向4人席のテーブルを置いたダイニングキッチンは、内法で8帖(約13m²)以上必要である。
〈便所・洗面所〉
- 介助スペースを考慮した洋式便所の広さは、介助のための余裕を考慮すると、 内法寸法で1,400mm×1,400mm程度となる。
【建築計画】商業建築★
〈レストラン〉
- レストラン全体の床面積に対する厨房面積の割合は、25〜35%程度。
〈喫茶店・バー〉
- 喫茶店全体の床面積に対する厨房面積の割合は、15〜20%程度。
- 立位で食事をする場合のカウンターの高さは、床面から1,000mm程度を標準とし、 足元はつま先の入る余裕が必要で、カウンターに体の前面が接するようにするとよい。
〈スーパーマーケット(量販店)〉
- 量販店全体の床面積に対する売場面積(売場内の通路を含む)の割合は、60〜65%程度。
〈事務所〉
- 貸事務所ビルの基準階に対するレンタブル比は、75〜85%である。
- 事務室の1人当たりの執務床面積の基準は、一般に、8~12m²/人である。
- フリーアドレス方式は一般に、在籍率60%以下が有効とされている。
〈劇場〉
- プロセニアムステージ
主舞台からフライロフト上部までの高さは、プロセニアムの開口部高さの2.5倍程度は必要である。
〈コンサートホール〉
- アリーナ型
ステージの周囲を取り囲むように客席を配置した アリーナ型を採用すると、演奏者からすれば360度から視線を浴びるので緊張感が漂う。また、聴衆もお互いの顔が見られ、ステージの後ろの席では演奏者に近い気分で聴くことができるので、客席と舞台の一体感を高められる。
- シューズボックススタイル
シューボックススタイルは、 靴を入れる靴箱の形から名づけられた奥行きの深い 長方形の平面に高い天井を有するホールである。 ステージは長手方向の端部に設けるエンドステージ型で あり、平行壁面と天井からの拡散反射によって美しい 残響効果が生じる。
【建築計画】公共建築
〈図書館〉
- ブラウジングコーナーは、新聞や雑誌などを読むための軽読書の空間である。 地域図書館の分館では、一般閲覧室の一部コーナーに設けられる場合が多い。
- キャレルは、図書館の書庫及び閲覧室などに置く一人用の机である。 前方と側面に仕切りや棚を付けたものが多い。
- ブックモビルは、図書館資料を積載して、主として図書館に来館しにくい地域に住む住民への図書サービスを提供する移動図書館である。
- レファレンスカウンターは、図書館利用者の資料・情報の選択、調査、研究等に対して、 適切な資料の検索やその解決を援助するサービスを行うためのスペースである。
〈映画館〉
- 映画館の客席の所要床面積の基準は、0.5~0.7m²/席である。
〈コミュ二ティーセンター〉
- 室の用途に応じて適切に配置することが望ましい。図書室や会議室などのゾーンは、できるだけ静寂な環境が求められるため、体育室や実習室など振動や騒音の発生が予想されるゾーンとは離して設ける。
〈博物館〉
- 燻蒸室は、収蔵品に付着したカビや害虫等をガスで消毒し、駆除することを目的とした部屋である。燻蒸室は、荷解室及び収蔵庫に近接して配置することが望ましい。
- 学芸員室や研究室からなる研究部門は、研究対象である収蔵品を不必要に移動させることのないように、収蔵部門に近接して配置し、調査研究にふさわしい環境を整えるように配慮する。
〈診療所〉
- 病室のベッド周りでは、診察・処置やストレッチャーの出入りのためにも、ゆとりのあるベッド間隔が必要である。通常、ベッドの左右に750mm以上のあき寸法を設ける。
〈病院〉
- 医療法施行規則により、病院の病室及び診療所の療養病床に係る病室の内法床面積は、 6.4m²/人以上と定められている。
〈その他〉
- 一般に、肩が触れないための成人1人当たりの左右の間隔は、 600mm程度である。小便器を使用する場合の動作寸法を考慮して、ストール型小便器の心々間隔は、650mm以上確保できればよい。